ミニバスU12 苫地区男女5チーム 道大会に出場 全国出場権に挑む バスケットボール HOOP JAM 沼ノ端男子 富川男子 沼ノ端女子 澄川女子

  • スポーツ, その他のスポーツ
  • 2025年1月7日
全道1位を目標に掲げる沼ノ端女子(同)
全道1位を目標に掲げる沼ノ端女子(同)
全道で悲願の1勝を目指す富川(同)
全道で悲願の1勝を目指す富川(同)
ベスト8入りを目指す澄川女子
ベスト8入りを目指す澄川女子
スピードと判断力を鍛えてきたHOOP JAM(提供)
スピードと判断力を鍛えてきたHOOP JAM(提供)
全員で攻め、守るモットーの沼ノ端男子(同)
全員で攻め、守るモットーの沼ノ端男子(同)

  ミニバスケットボールの第50回北海道(U12)大会兼第56回全国予選会が9日、千歳市などで開幕する。苫小牧地区からは予選を兼ねた昨年の第46回苫小牧民報杯争奪秋季大会(11月)で優勝した男子はHOOP JAM、2位の沼ノ端、3位の富川、女子は優勝の沼ノ端、2位の澄川が出場する。

   全道大会は12日まで、男女各32チームによるトーナメントで行われる。男女の優勝チームが3月に東京で開かれる全国大会の出場権を手にする。

   男子のHOOP JAMは創部3年目。前々回の民報杯は準優勝で今年は悲願の初優勝を果たした。牧勇佑アシスタントコーチは「『勝てて当たり前』と周りから思われていたので、プレッシャーもあったと思う」としながらも決勝リーグで37―33で沼ノ端を下した試合について「点差がほぼ無い試合に競り勝ったのは子どもたちの自信につながった」と踏まえる。古川真司主将(拓進小6年)はチームの盛り上げ役。前線からディフェンスし、相手のミスを誘うプレーが持ち味だ。「最後まで走り切るスタイルで(全道大会で)ベスト4を目指す」と士気が高まっている。

   準優勝の沼ノ端は「予選から厳しい戦いが続いたが、ディフェンスもオフェンスも全員で点を取りに行って守るプレーができていた」と中村元輝ヘッドコーチ(HC)。創部28年で3年連続5回目の全道大会出場で「一つでも上にいけるように楽しく沼ノ端らしいバスケをしたい」と語る。

   3位の富川は10日の初戦を前に主将の谷口優策(門別小6年)は「悔いのないプレーで前回の(全道で)できなかった1勝をあげたい」と意気込んでいる。

   女子の沼ノ端は6年ぶりの栄冠。民報杯の決勝リーグでは澄川戦で76―9、拓凌戦で60―19と圧倒の試合運びだったが「コンディションも悪かったし、内容も良くなかった」と武田崇裕HCは手厳しい。ガードを担いながらチームをまとめる主将の●【99cb】柳実来(ウトナイ小6年)は「目標は全道1位で全国出場」と高い目標を掲げる。

   予選で準優勝した澄川の佐藤正謙HCは「チームが一つとなって戦い抜くことができたし、1対1で負けず、練習で取り組んできたことを試合で表現できた」と振り返る。

   「みんなで勝つために頑張ってきた結果が出た」と語る主将の山本希輝(泉野小6年)は昨年4月、体験会に参加して興味を持ち入団。競技経験の浅い選手もいるが、チームの特色を「真剣に練習するチーム」と語る。山本は「チームで二つ勝つこと(ベスト8)を達成したい」と闘志を燃やした。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。