バスケットボールBリーグ2024―251部のレバンガ北海道は21、22両日、愛知県豊橋市総合体育館で、第14節の中地区1位の三遠ネオフェニックス戦に臨み2連敗を喫した。次戦は28、29両日、北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOでシーホース三河と対戦する。
22日
三遠ネオフェニックス84ー79レバンガ北海道
トランジション、ピックアンドロールなど、前日からディフェンスを修正して臨み、最後まで粘り強く戦ったが及ばなかった。小野寺龍太郎監督は「タフなゲームに全員で臨み、チームの成長も見られたが、僅差のゲームを勝ち切れなかったのは自分たちの弱さ。少ないフリースローのパーセンテージを伸ばせなかったことや、ファウルをもらえるよう強くリングにアタックすることなど、課題が残った」と振り返った。
島谷怜は「自分たちらしい試合はできたが、ターンオーバーやファウルで差がついてしまった」とし、前日からの守備の改善については「ボールプレッシャー、スクリーンブレイクなど、一つ一つのプレーを細かくしっかりやろうと試合前にチームで話をした。昨日より改善できたと思う」と分析。「全員がしっかりマインドセットして試合に臨めたし、勝つチャンスはあった。勝利につなげられず本当に悔しい」と話した。
21日
三遠ネオフェニックス102-78レバンガ北海道
高いオフェンス力を持つ三遠に対し、小野寺龍太郎監督は「もっとディフェンスにフォーカスすべきだった。アドバンテージを取れる部分を見極める必要があったが、イージーなターンオーバーや、簡単に1on1に持ち込んだポゼッションも多かった」と振り返った。
関野剛平は「受け身になってしまっていた場面があった。ボールマンから離れていると、スクリーンにかかりやすくなったり、相手に余裕を持ってドライブされてしまう。あと一歩、あと半歩、相手に詰めることができると思うし、徹底しないと勝てない」と悔しさをにじませた。