第2回足立杯争奪全道選抜女子中高生アイスホッケー大会最終日は22日、苫小牧市ネピアアイスアリーナで2試合が行われ、苫小牧が6―1で帯広を下した。釧路は6―1で札幌を押し切った。釧路が3戦全勝で優勝し、苫小牧は2勝1敗で準優勝。1勝2敗の帯広が3位、3敗の札幌が4位となった。
今大会最終戦で苫小牧は帯広を圧倒。開始後3分台に奥村の先制弾で優位な流れをつくり、第2、第3ピリオドも着実に加点。シュート数でも帯広8に対し34と大きく上回った。
22日
苫 小 牧(2勝1敗)6-1帯 広(1勝2敗)
▽得点者【苫】奥村(曽根、後藤)奥村(小野崎、曽根)細越(秋本)清川、本部(後藤)山口(北野、清水)【帯】笹村(出原)
▽GK【苫】鈴木、古平【帯】千葉、大岡
釧 路(3勝)6-1札 幌(3敗)
21日
釧 路(2勝)7-3苫 小 牧(1勝1敗)
▽得点者【釧】丹葉(小平)小平(沼邊、多田藍)多田藍(多田梨)小平(沼邊、奥本)譜久山陽(楳田)多田梨(沼邊、多田藍)多田藍(小平、沼邊)【苫】下谷(山口、北野)本部(奥村、曽根)後藤(曽根)▽GK【釧】永井【苫】古平、鈴木
帯 広(2敗)2-1札 幌(2敗)
苫小牧・中奥梓監督の談話
今大会では釧路が強かった。釧路戦では3失点に抑えたかったが、デフィエンスゾーンでの守りが上手く機能しなかった。きょうの帯広戦は初めから足を動かしてどんどん攻めていけてたので良い形で得点が取れた。
ー「全員の力で2勝」 後藤主将
苫小牧は2勝1敗で準優勝。昨年の第1回大会は1勝のみにとどまり、最下位だった。前回出場し、地元開催となった今回に意気込みをぶつけたFW後藤主将は「『みんなで勝つ』という目標でやってきて、去年よりいい成績が残せた」と笑顔。一方、第2日に3―7で敗れた釧路戦は「守りに徹する時間が多くてペナルティーも多くなってしまった」と悔やむ。「今大会はみんなで攻めて、みんなで守ることができたと思う」と手応えも語った。