バスケットボールBリーグ2024~251部のレバンガ北海道は14、15両日、川崎市とどろきアリーナで、第12節の川崎ブレイブサンダース戦に臨み2連勝、東地区の順位を5位に上げた。次戦は18日、札幌市の北海きたえーるで同地区6位の茨城ロボッツと対戦する。
15日
レバンガ北海道84-83川崎ブレイブサンダース
レバンガ北海道は、第3クオータに最大19点のビハインドから同クオータ内で追いつく。その後、終盤まで競り合う中、1点差の終了残り7秒で寺園脩斗が逆転シュートを決め、勝利をつかみ取った。小野寺龍太郎監督は「(相手に)前半だけで48点取られ、後半の入りにはビハインドが広がってしまった」と振り返った。逆転に向け「早いタイミングで積極的にシュートを打っていくようにした。積極性からコミュニケーションレベルも上がるなど良い影響を及ぼした」と分析した。
寺園は「最後、チームが1on1で託してくれた。絶対に決めてやる―という気持ちだけで押し込んだシュート。恐れずに打ち切れたことが得点につながったと思う」と回顧。「どれだけ流れが悪くても、チーム一丸となって戦えたこと、勝利につなげられたことは収穫。チームで戦い続けることを今後も継続していきたい」と話した。
14日
レバンガ北海道89-71川崎ブレイブサンダース
前半を8点リードで折りし、後半で一時3点差まで迫られるも、終盤に点差を18まで広げ、快勝した。小野寺監督は「相手のキープレーヤーに対する守備をポイントとしていたが、プラン通りにできた部分とできなかった部分があった。内容は決して良くはなかったが、勝ち切れたことは非常に大きい」と話した。
3ポイントシュート3本を含む15得点の活躍を見せた盛實海翔は「チームがやるべきことを遂行した結果、良いショットや勝利につながった。求められていることをコート上でしっかり表現し、チーム全員で勝利に向けて頑張っていきたい」と力を込めた。