道と札幌市は9日、新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。このうち感染経路不明は1人。道内の感染者は延べ1132人(実人数1115人)となった。
札幌市は50~60代の男性2人と、年代・性別・職業非公表の2人の計4人の陽性を確認した。
道は空知管内の女性(年代・職業非公表)と年代・性別・職業非公表の1人、岩見沢市の20代女性調理員の計3人の感染を確認した。20代女性の勤務先は市立学校給食調理所で、市教委では当面の間、小中学校への給食を停止する。
道内で治療を終えて回復したのは906人。現在の患者数は135人まで減り、11人が重症で、死者は91人。軽症者向けの宿泊療養施設には13人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は4・7人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は1・3人(同3人以下)(3)入院患者数は122人(同250人以下)―となり、いずれもクリアしている。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・63人となり、国が緊急事態宣言解除の目安としていた「0・5人程度以下」には達していない。