札幌市は3日、新型コロナウイルスに感染した80代の男性が死亡し、新たに3人の感染を確認したと発表した。道による感染確認はなかった。道内の感染者は延べ1102人(実人数1085人)、死者は88人となった。
札幌市は70代女性、60代男性、性別・居住地・職業非公表の50代の計3人の陽性を確認。うち、感染経路不明の患者は1人だった。
道内で治療を終えて回復したのは831人。現在の患者数は183人で、重症は11人。軽症者向けの宿泊療養施設には10人が入所している。
道が独自に設定した三つの指標と比べると、(1)直近1週間の1日当たりの平均値で新規患者数は4・4人(目標10人以下)(2)感染経路不明の新規患者数は1・3人(同3人以下)(3)入院患者数は173人(同250人以下)―となり、15日連続で目標を達成している。
国が緊急事態宣言解除の目安としていた、直近1週間の人口10万人当たりの新規患者数「0・5人程度以下」については、3日時点で「0・59人」と達していない。