安平町追分地区で菜の花シーズンを迎えた。各生産畑で鮮やかな黄色の花がじゅうたんのように咲き広がり、訪れる人たちの目をくぎ付けにする。例年6月上旬まで絶景を楽しむことができる。
菜の花は菜種油や蜂蜜の原料となる。今月中旬から咲き始め、ここ数日、好天が続いたことも重なってぐんぐん成長。週末には満開となりそうだ。
町によると、今年は町内の約99ヘクタールで作付けされた。例年、この時期を待ちわびた人たちが全道各地から訪れるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で30、31日に予定していた「菜の花散歩2020」が中止となったほか、畑内の散歩道も設けていないという。