4月出入国者ゼロ 新千歳国際線 コロナで全休続く

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  • 2020年5月13日

  札幌出入国在留管理局千歳苫小牧出張所は12日、4月の新千歳空港の入港機数、出入(帰)国者数を発表した。入港機数は前年同月の953機から4機まで減少。出入(帰)国者数も前年同月は27万2700人に上ったが、ゼロに。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全ての海外航空会社が運航を取りやめている影響が顕著に表れた。

   入港機の内訳は日本機がゼロ(前年同月27機)で、外国機が4機(同926機)。4機はいずれも旅客を乗せず、機材の移動を目的に入港するフェリー便や給油機などとみられる。

   新千歳の国際線は中国政府が海外への団体旅行を禁止したほか、日本を含む各国政府が出入国を制限したことを受け、3月下旬から全休が続いている。同出張所によると、5月も旅客を乗せた国際便の入港はない見通し。

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