新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府の緊急事態宣言を受け、胆振東部3町(厚真、安平、むかわ)と白老町は公共施設の休館、規制を厳重にするなどの措置を決めた。
厚真町は、すでに臨時休館している町スポーツセンター、あつまスタードームに加え、屋内全ての公共施設を休館。町総合ケアセンターゆくり内の機能訓練室、プール、レッスンプログラムについても18日から5月6日までの期間、利用を休止にした。
また、青少年センター内にある図書室はこれまで規制を設けて開放していたが、不特定多数の利用と図書への接触を避けるため、閲覧での立ち入りを禁止にし、借りる場合は受け付けの職員が対応する。パークゴルフ場は広域的な利用の自粛を呼び掛けている。
安平町は早来、追分、遠浅、安平4地区の公民館と町スポーツセンターせいこドーム、多目的スポーツセンター、さかえ合宿所、早来・追分の両郷土資料館を20日から再び休館に。
むかわ町は、すでに休館を決めた町立穂別博物館や中村記念館のほか、四季の館内のまなびランド図書室と穂別図書館、鵡川町民体育館など社会教育・スポーツの各施設を18日から休館にした。
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白老町は感染防止策として町内の各公共施設を5月上旬まで休館にする。日程別に次の通り。
▽18日~5月10日―ポロトの森キャンプ場、ポロトの森インフォメーションセンター。
▽20日~5月6日―高齢者学習センター。
▽20日~5月10日―北吉原はまなすスポーツセンター、生活館、福祉館、萩の里自然公園センターハウス、いきいき4・6、発達支援センター、子育てふれあいセンター、児童館。
▽20日~5月11日―公民館・地区公民館、図書館、元陣屋資料館、総合体育館。
▽21日~5月10日―町民温水プール。