安平町商工会は、新型コロナウイルス感染拡大防止により外出自粛ムードなどで客足が激減している町内の飲食店を支援しようと、20日から「飲食店応援商品券」を販売する。1組3000円で6000円分の飲食ができる。20日から本所(早来地区)、支所(追分地区)の窓口でそれぞれ販売する(今後の状況によって変更する可能性もある)。
新型コロナウイルスの感染拡大により、客足が遠のいている飲食店を支援する企画。町商工会の事前聞き取りによると、日中は工事関係者や町外からの来店客がいることなどで踏ん張っているものの、夜は宴会や歓送迎会のキャンセルなどで来店客が激減。前年同月比で2~3割、影響が大きい店舗で5割ほどの売り上げ減が見られる。来客が見込めず、店を開けない店舗も出てきているという。
商品券は1組3000円で6000円の飲食ができるもので、先着300組分を用意する。町の今年度当初予算で計上している消費拡大地域活性化事業補助金を付与される3000円の特典に充てている。町内の27店で利用できる。有効期限は6月末まで。
町商工会の前田淳一事務局長は「今後の情勢によっては販売時期の変更もあり得るが、少しでも飲食店の売り上げに貢献できれば」と話している。
問い合わせは、町商工会本所 電話0145(22)2789。商品券の取扱店舗は次の通り。
▽遠浅地区 そば哲遠浅店、そば処真
▽早来地区 京城館、レストランしばらく、鳥吉、レストランみやもと、そば哲本店、めし屋かつとく、そば処春元、ドライブインフジタ、炭火焼肉かくれや、ナイトパレード、お食事処和(鶴の湯温泉内)
▽安平地区 札幌ラーメン三九
▽追分地区 レストランわたなべ、栄寿司、ルウォント、居酒屋酔笑、シエスタ、京城館、ラーメンの瀧、スナック和、鳥ふじ、スナック澪、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーション、SIRル・ペタウゴルフコース、バーベキューハウス華火