昨年4月19日に安平町追分柏が丘にオープンした道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の来場者数が昨年度1年間で87万7065人を数えた。胆振東部地震からの復興も後押しし、開業当初の年間目標だった32万人を大幅に上回る集客を達成した。
月別に内訳を見ると、大型連休と重なった5月が13万3903人で最も多く、次いで8月の12万8852人、7月10万8856人。冬場は11月が4万6285人、12月~今年2月は2万人台で推移したが、3月は新型コロナウイルス感染の影響が懸念された中で3万4437人と増加に転じていた。
同駅は全道で124番目、胆振、日高管内では13番目の道の駅として誕生。鉄道資料館を併設する珍しい道の駅として多くの鉄道ファンを呼び込んだほか、震災復興イベントなどで多くの来場者が訪れ、旅行専門誌「北海道じゃらん」の読者が選ぶ道内「道の駅ランキング2020」でも総合8位にランクインした。