安平町早来富岡の「富岡みずばしょう園」で真っ白なミズバショウが咲き出した。白いかれんな姿が春の到来を告げている。
ミズバショウは、低地から亜高山帯の湿地で見られるサトイモ科の多年草。町で管理する同園は面積約2万5000平方メートルに約3000株のミズバショウが自生していると言われ、例年町内外から多くの人が訪れるスポットだ。
公園を管理する町建設課によると、上流から順に咲き出し、現段階の開花状況は2割程度。「これから温かい日が続けば、2週間ほどで見頃を迎えるのでは」と予想しており、新型コロナウイルスの影響で活動が抑制されている中、「屋外での気分転換に」と話している。