白老町は、アイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)をPRするフラッグを製作し、町中心部の大町商店街通りに掲げた。
ポロト湖畔に整備され、開業を控えたウポポイを町民や来町者にアピールする取り組み。開業後のウポポイに訪れる人たちへのおもてなしの意味も込めて作った。
明るい色調のフラッグは縦60センチ横40センチの大きさで、ウポポイのロゴマークとキャラクター「トゥレッポん」をあしらった。町はアイヌ施策推進交付金を活用して製作し、大町商店街通りの街路灯に39枚設置した。この他、通りから離れた店舗前にも掲げた。
町はフラッグの他、JR白老駅併設の自由通路付近など町内4カ所にウポポイPRの大型看板を設置。町アイヌ総合政策課は「白老に誕生するウポポイを広くアピールしたい」としている。