厚真町新町にある建設会社「丸博野沢組」は1日朝、厚真大橋と厚真新橋に挟まれた厚真川の河川敷付近で、恒例の清掃活動を実施した。社員ら15人が地域奉仕に努めた。
河川敷の景観を良くしようと毎年春と秋に実施している取り組み。春は例年、厚真中央小学校と厚真中学校の入学式前に行っており、今年で26年目を迎えた。
今年は胆振東部地震の災害復旧工事が本格化していることから少数となったが、同社の社員と道南測量の職員も活動に参加し、河川敷を巡回。新型コロナウイルス感染拡大防止も兼ねて互いに間隔を開けながら、火ばさみとビニール袋を手に草地や道路脇に落ちている紙くずやビニール、空き缶などを拾い集めた。
野澤政博社長は「今年は雪もなくやりやすい。一定期間中、(災害復旧工事で)通行止めになっていた場所なので意外と少ないですね」と話していた。