昨年8月から恵庭市南島松の川と道の駅「花ロードえにわ」東隣に建設中だった恵庭農畜産物直売所「かのな(花野菜)」が完成し、4日午前9時にオープンする。今年から通年営業になり、売り場には地場産農畜産物や花苗のほか、新たに地元の企業や専門店計16社のパンや菓子、加工食品、総菜などが並ぶ。かのなの新保孝店長は「恵庭市内の事業所のアンテナショップの位置付け。品ぞろえも豊富になり、食材の購入はここで足りる」と”新生かのな”の利便性向上を強調する。
店舗は、旧店舗の北側に位置し、敷地面積7624平方メートル。鉄骨造り平屋建てで床面積779平方メートル。売り場面積は旧店舗の1・5倍。冷暖房完備。総事業費は3億4240万円。恵庭かのな協同組合(桑山正人理事長)が運営する。駐車場スペースも53台分を確保した。
地元のロバパンや堀川、やまぐち食品、北日本フード、いちえ、パティスリーイヌイ、サンマルコ食品、まるは製麺所、久原本家茅乃舎、恵千フーズ、JAおおいがわなどの商品を取り扱う。
開店から3日間、パンジーかビオラを毎日先着1000人にプレゼントするほか、ジャガイモ・タマネギの詰め放題を先着500人に各100円で提供する。
営業時間は4~6月・10月・11月が午前9時~午後5時。7~9月は午前9時~午後6時。12月から3月までは午前10時~午後4時。