2018年9月に発生した胆振東部地震で建物が被災し、利用を停止していたむかわ町の鵡川町民体育館(文京3)の災害復旧工事が完了し、4月1日におよそ1年半ぶりに一般開放する。
同体育館は老朽化に加え、一昨年の地震で建物が使えなくなるほどの大きな被害を受けて1年半以上にわたって利用を中止。一部改修も含む復旧工事は1月から今月4日まで行われ、17日に引き渡された。総工費は約1億6000万円。穂別スポーツセンターは昨年11月から一般利用を再開している。
体育館の利用時間は、午前9時から午後9時30分まで。町教委は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内に消毒液を設置するほか、倦怠(けんたい)感などある人の利用は避けてもらうなど対応を呼び掛け。人数など状況を見極めながら今後の対応も検討していくという。
町教委社会教育グループの担当者は「コロナウイルスの感染に気を付けながら、体を動かしてくれたら」と話している。