白老町商工会女性部(熊谷あき子部長)と青年部(西尾圭史部長)は27日、今春小学校に入学する児童に贈る交通安全のお守りを町教育委員会に寄せた。両部のメンバーが手作りしたもので、町教育委を訪れたメンバーらが安藤尚志教育長に善意を手渡した。
両部は新入学期に合わせて毎年、交通安全のお守りを新1年生に贈っている。今回は黄色いフェルト生地を使い、赤、黄、青の信号色をデザインして手作りした80個を用意。お守り袋の中には「友達をたくさんつくろう」「楽しく勉強してね」といったメッセージの紙も入れた。
熊谷部長は「私たちが事故防止を願い、児童への愛情を込めて作ったお守り。新型コロナウイルスの問題で大変な時期だが、子どもたちには早く学校に慣れてほしいと思う」と話し、受け取った安藤教育長は善意の活動に感謝しつつ「子どもたちを見守ってほしい」と述べた。
今春、町内4小学校に入学する新1年生は71人を予定している。
一方、同女性部は同日、白翔中学校に手作りの雑巾100枚を寄せた。町内の小中学校の校内清掃に使ってもらう雑巾を贈る活動は2002年から毎年、学校を変えながら続けている。