新ひだか町の姉妹都市交流委員会(会長、本庄康浩副町長)は、今月予定していた国際姉妹都市提携をしている米国ケンタッキー州・レキシントン市への友好親善訪問団の派遣を中止した。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けての措置。
今月24日から4月3日まで9泊11日の日程で町内中高生と引率者合わせて13人が訪問する予定だった。
同町は、馬産地という共通点がある同市と旧静内町時代の1988年に姉妹提携して以来、親善訪問団の派遣や受け入れで相互交流を深めている。同市への中高生の訪問団派遣は90年から実施し、今年は28回目の予定だった。
今回は静内中2人、静内第三中2人、静内高4人、静内農業高2人と、引率者として町職員や語学サポートの北星学園大生の参加とスケジュールも決まっていた。
町担当者は「訪問団員の健康を第一に考えての決断。誠に残念なこと」と話していた。