むかわ町は10日、道内での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、民生委員と連携して75歳以上の高齢者や障害を持つ人などに対し、電話で安否や健康状態を確認し、情報伝達を行う見守り支援を開始した。
19日まで、各地区にいる民生委員が鵡川、穂別両地区合わせた見守り支援名簿登録者約840人に電話で発熱、せき、だるいといった症状の確認や生活での困り事を聞き取りする。加えて感染、重症化を予防するため、「外出は控えて、換気が悪く人が集まる場所には行かない」「手洗い・うがいを徹底する」「発熱やせきなどの症状がある時は、マスクを着用し、体温測定を記録する」などを呼び掛ける。
聞き取りした内容は、民生委員協議会事務局で集約する。町の健康福祉課は「コロナウイルスに関する新たな情報があれば、民生委員を通じて伝えていく」と話している。