白老町教育委員会の安藤尚志教育長は10日の町議会定例会代表質問で、新型コロナウイルス感染拡大を受けた小中学校の分散登校を今月23、24日にも実施する考えを示した。森哲也氏(共産)の新型ウイルスに係る質問に関連して答えた。
町内では、新型ウイルス対策で臨時休校中の小中学校の児童生徒の健康把握や学習指導を行うため、10、11両日に分散登校を実施。これに加えて安藤教育長は「23、24日に2回目の分散登校を予定している」と述べた。
町教委は2度目の分散登校の実施内容を今後検討するが、今回と同様、学年別に分かれて登校する方式を取る予定。春休みに入る前の終業式の意味合いも持たせ、児童生徒に通知表を手渡す。
また、12日に白翔中、13日に白老中、19日に小学4校で行う卒業式に関しては、ウイルス対策で在校生や来賓を除くなど参加の規模を縮小する形で実施する予定だ。