発達した低気圧の接近でまとまった雨が降るなどして急速に雪解けが進んだことから、厚真町は10日、土砂災害などの危険があるとして災害対策本部を立ち上げ、同日午後2時に土砂災害に関する警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」を発令した。
胆振東部地震後、地盤が緩くなっていることから大雨により土砂災害などの危険があることを踏まえた措置。16地区の住民70世帯151人に町総合福祉センターと上厚真地区の厚南会館を避難所として開放し、最大時で6世帯11人が避難した。
室蘭地方気象台によると、同日午後2時から11日午前7時までの厚真町の降雨量は71ミリ。
同情報と本部体制は11日午前8時15分に解除された。