厚真町議会は9日午後、一般議案審議を行った。町は胆振東部地震で大きな被害を受けた町指定文化財の復旧、修繕作業に係る補助金1500万円を含む2019年度一般会計補正予算案など議案18件を原案通り可決。今年度の一般会計は約10億4600万円を追加し、総額は約175億3500万円となった。
町教育委員会によると、補助金は指定文化財1件につき、工事に要した経費の半額(上限1000万円)を支援する。
このほか上厚真地区に近く完成する子育て支援住宅(5戸)の設置に伴う条例の一部改正、新たな町道路線の認定なども可決、成立した。
また、町固定資産評価員の選任など同意2件、報告があった町道豊丘右岸線豊丘新橋の災害復旧工事に係る請負契約の変更について承認した。