厚真町観光協会は、2020年度の田んぼのオーナーを募集している。地元農家のアドバイスを受けながら「種まき・田植え」から「収穫」までを実際に体験してもらう取り組み。募集は先着100区画となっている。
田んぼのオーナーは同協会と地元の稲作農家が提携し、07年度から始まった事業。町内の稲作農家の田んぼを借りて、「ななつぼし」を育成する。1区画(1アール)2万7500円でオーナーになれ、19年度は胆振東部地震からの復興を応援する人が多く、過去最多を大幅に更新する95区画分の申し込みがあり、およそ260人が米作りを体験。比較的豊作で玄米55キロを収穫した。不作でも玄米で30キロを保証する。
新年度は4月下旬に種まき、5月下旬から6月上旬に田植え、10月上旬に稲刈り、11月中旬に収穫米の引き渡しを予定。体験会開催時は午前に稲作体験を行い、午後には希望者を対象とした厚真町グリーン・ツーリズム特別体験メニューも用意している。
募集は4月3日まで。申し込み、問い合わせは同協会 電話0145(29)7711、ファクス0145(29)7712、電子メール=info@atsuma―kankoukyoukai.jp=。
同協会ホームページの特設ページ(http://atsuma―kankoukyoukai.jp/tanbo.html)でも詳細を紹介しており、専用フォームからも申し込みができる。