新型コロナウイルス対策で東胆振4町、登別市の各教育委員会は27日から3月4日までの市町の各小中学校を臨時休校する。道教育委員会からの要請を受けた措置。
白老町教委は町内の小中学校6校を休校とした。保護者に対しては期間中、子どもの体温測定を毎日行い、体調を確認するほか、習い事や少年団活動などの外出を避けるよう求めている。期間中は放課後児童クラブを閉鎖するほか、子ども発達支援センター、児童館を休館。子育てふれあいセンターの広場事業も28日から3月4日まで休止する。
厚真、安平、むかわの各町教委も同様の対応。期間の延長も含めて「今後の状況を踏まえながら対応する」考えだ。休校の対象は厚真町の小学校2校、中学校2校、安平町の小学校4校、中学校2校、むかわ町の小学校3校、中学校2校。道教委の要請を受けて各町教委が臨時校長会を開くなどして対応を決めた。
このほか厚真町は、町内にある二つの認定こども園の短期保育も同期間、臨時休園とする。長時間の保育を必要とする世帯に対しては保育を制限して受け入れるが、「可能な限り登園を控えるようお願いしている」と理解を求めた。子育て支援センター、放課後児童クラブも同じく閉鎖する。
安平町の認定こども園2園も幼稚園部を臨時休園とし、保育園部に関しては登園自粛を要請した。子育て支援センター、放課後児童クラブ、児童センターも休所、休館する。
登別市教委も27日から3月4日まで市内の小中学校を臨時休校。子育てセンター、放課後児童クラブ、児童館も休館する。