今季最後の試合でFW大澤勇斗が奮戦した。海外から4季ぶりに王子に復帰し、攻撃の要としてレギュラーリーグで見せたプレーのキレを第3戦も発揮していたが、チームは敗退。「最善を尽くしたけれど、プレーオフは結果がすべて」と悔しさをにじませた。
第2ピリオドの1点目のアシストを決めた後、攻め込む位置を変えて敵のマークを引き●【92a8】がすなど、さまざまな工夫を凝らしてゴールににじり寄った大澤が貴重な2点目を奪った。「ハルラも対策を練っていた。そういう状況の
中で決められたのは良かった」と振り返る。
今回のプレーオフでも切り込み隊長役として暴れた26歳。復帰後のチームについて「もっと戦いたいと思うほどいいチームになった」と迷いなく話す。FWの要として自らに飛躍を課していて、ファンに向けては「苫小牧で試合できず申し訳ない気持ち。来シーズンは結果を残すだけです」と言い切った。