白老町のポロト自然休養林で23日、かんじきを履いて雪上を歩くイベントが開かれ、参加者が冬の森でウオーキングを楽しんだ。
白老ノルディックウォーキング愛好会(堀川重男会長)が「冬のポロトの森を学習しよう」と題して開いたイベント。地元白老をはじめ、苫小牧市や室蘭市から計35人が参加した。
参加者はビジターセンター前での準備体操で体をほぐした後、かんじきを履き、ストックを手に2・5キロのコースをウオーキング。川のせせらぎや木の枝を揺らす風の音に耳を傾けながら、自然との触れ合いを満喫した。
夫婦で参加した苫小牧市の高橋秀雄さん(70)は「冬の森で体を動かすのは気持ちがいい」と笑顔を見せた。ゴール後、愛好会が用意した豚汁で体を温め、胆振東部森林管理署の脇本大輔さんを講師にポロトの森について学んだ。