厚真町議会は21日、臨時会を開いた。胆振東部地震で山腹崩壊した宅地堆積土砂の除去工事について、治山工事の先行施工に伴う土砂の量が大幅に減ったことによる請負契約の変更と、厚真児童会館修繕などに係る670万円を2019年度一般会計予算に追加し、総額を約164億8800万円とする補正予算案など議案2件を原案通り可決した。
このほか町道鹿沼旧停車場線の災害復旧工事請負契約の変更など専決処分事項の報告3件も承認された。
また宮坂尚市朗町長は行政報告で、感染が広がっている新型コロナウイルスに言及。行政防災無線を通じてせきエチケット、手洗いを呼び掛けるほか、庁舎内においても窓口職員にマスク着用やアルコール消毒液の設置数を増やして対応する方針。「今後も状況を注意深く監視し、関係機関の協力の下、さらなる感染の拡大防止に努める」と話した。