登別市は19日、市制施行50周年を記念した原動機付き自転車(原付きバイク)用のご当地ナンバープレートのデザインを発表した。登別温泉をイメージした図柄で、7月からの交付を予定している。
同市は昨年10月から11月にかけて、登別らしさを表現したデザインを募集。全国から35作品が寄せられ、香川県丸亀市のグラフィックデザイナー垂水秀行さん(45)の作品を選んだ。
プレートに採用する垂水さんの作品は、地獄谷の雪景色や人気イベント「鬼花火」を組み合わせ、国内有数の温泉地・登別温泉を表現したデザイン。同市は「”走る広告塔”のご当地ナンバーで登別の魅力を発信したい」としている。同市に登録された原付きバイクの台数は19日現在で578台という。
原付きバイクのナンバープレートのデザインは、自治体の裁量で決めることができ、ご当地プレートを採用するまちが増えている。