20年度予算可決 千歳に焼却施設建設 道央廃棄物処理組合議会

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  • 2020年2月20日

  千歳市など2市4町で組織する道央廃棄物処理組合議会(管理者・山口幸太郎千歳市長)は19日、2020年第1回定例会を空知管内南幌町で開いた。歳入歳出予算の総額を4億6841万円とする20年度一般会計予算案などを原案通り可決した。

   同会は千歳、北広島の2市と空知管内の長沼、由仁、栗山、南幌の4町構成。23年7月の試運転、24年4月の本格稼働を目指し、千歳市根志越に焼却処理施設を建設する。

   山口管理者は、行政報告で昨年11月に受注者の日立造船・五洋建設・丹波組特定共同企業体と建設請負契約締結を報告。契約額は116億3800万円(税込み)。

   「(外構工事を含む)工期は24年7月31日までとし、この間、建設工事が適正かつ確実に実施されるよう施工監理を行い、工事の円滑な履行および品質を確保していく」と述べた。

   議案では、当初予算総額から歳入歳出それぞれ531万6000円を減じ6604万1000円とする19年度一般会計補正予算案を原案通り可決。同組合公平委員の川瀬正明氏の任期満了に伴い、新たに川辺豊氏=千歳市=を公平委員とする選任案に同意した。

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