政府は17日、白老町のポロト湖畔に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)の開園記念式典を4月18日にウポポイ内で行うと発表した。
4月24日のオープンに先立って催す記念式典は内閣官房長官、国土交通相、文部科学相の3者が主催。ウポポイ内の体験交流ホールを会場とし、関係者のあいさつやアイヌ古式舞踊の披露などを予定。各施設の内覧も計画し、国立アイヌ民族博物館と国立民族共生公園、アイヌ民族の遺骨を納めた慰霊施設で構成するウポポイの完成を祝う。
内閣官房アイヌ総合政策室によると、北海道アイヌ協会やアイヌ民族文化財団、道、市町村の首長、北海道選出の国会議員など約300人に案内状を送付。菅義偉官房長官、赤羽一嘉国交相、萩生田光一文科相の出席については現在、調整中という。