白老町緑丘の井藤實さん(84)が長年にわたり交通安全活動に尽力したとして、全日本交通安全協会の2019年度交通栄誉章「緑十字金章」を受章し、このほど戸田安彦町長に報告した。
井藤さんは1962年に白老自動車運転者協会に入会した後、交通安全運動に関わった。68年からは交通安全指導員として町民を交通事故から守る活動に尽力。現在も町交通安全協会理事として年4回の交通安全運動の街頭啓発に立ち、ドライバーに安全運転を呼び掛けている。そうした長年にわたる献身的な取り組みが高く評価され、今回の受章につながった。
1月22日に東京で開かれた「第60回交通安全国民運動中央大会」で表彰された井藤さんは、このほど町役場を訪れて受章を報告。「今回の栄誉は交通安全協会会員の皆さまのおかげであり、感謝したい。これからも体が続く限り交通事故防止に向けて活動していきたい」と語り、戸田町長の激励を受けた。