白老町議会の駅北地区観光商業ゾーン整備・活性化促進特別委員会が14日開かれ、町は民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に合わせ、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で開催するロングランイベントの概要を説明した。
イベントはポロトミンタラの交流広場を会場とし、ウポポイ開業日の4月24日からスタートし、土・日曜日を基本に8月上旬まで開催。「食べる」「買い物」「楽しむ」「地域連携」をコンセプトに食や特産品販売などのブースを並べる。町商工会や白老観光協会、白老アイヌ協会、広域観光団体などが連携し、ポロトミンタラのにぎわいを創出する。
運営はイベント企画会社が担い、3月中に内容を決める。町はイベントの展開で、ウポポイ来場者に地域の観光資源をアピールし、開業効果の波及を目指す。
また、特別委で町は、JR白老駅舎改築や自由通路開設など駅周辺整備の完了を祝う記念式典を町、道、JR北海道の共催で3月14日に開く計画を説明。駅ホームで特急北斗初停車の歓迎イベントを行うほか、自由通路の渡り初め、しらおい経済センターでの記念式典などを予定している。