第8回女子日本アイスホッケーリーグの決勝トーナメントは14日、帯広市の帯広の森アイスアリーナで開幕する。苫小牧からは道路建設ペリグリンとトヨタシグナスが出場。ともに栄冠を目指して氷上で火花を散らす。
愛称2019―20スマイルジャパンリーグの決勝トーナメントには道内と本州の9チームが出場。11月に釧路市で行われた2次リーグAプール、Bプールの成績を基に組み合わせが決まった。
Aプール1位通過を果たした道路建設は、シードとなり、VORTEX札幌と高須クリニック御影グレッズの勝者と対戦する。
道路建設は昨年11月の道新杯苫小牧女子大会でライバルのトヨタに敗れ、今季初の黒星を喫したものの、その直後に行われた全道大会では雪辱し、栄冠を勝ち取った。チームを率いる寺尾幸也監督は今大会に向け、「本当に厳しい戦いになると思う」との見通しを語る。状況に応じた攻守の切り替えの良さといった持ち味を発揮したい。
1月のユースオリンピックでも活躍したFW鎌田美南をはじめ、FW米山知奈らベテランが健在。今季の成長が目覚ましいDF水橋優花やFW輪島夢叶も注目される戦力だ。
トヨタは、ユースオリンピックで活躍したGK藤井柚有、DF小本花綾、FW伊藤小桃ら若手の爆発力に期待が掛かる。今季は攻撃陣が20代主力にシフト。日光杯の苫小牧選抜で活躍する選手やスマイルジャパン合宿選出メンバーも多く、個々のレベルは高い。初戦の相手はSEIBUプリンセスラビッツだ。
組み合わせは別表の通り。