公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会(事務局札幌市西区)が6日、胆振東部地震の復興支援としてむかわ町社会福祉協議会に車いす2台を寄贈した。
同協会は、指定管理する札幌市内の約200の児童館、ミニ児童館で集めたプルタブを車いすに換えて各地に届ける活動を2005年度から継続して実施。昨年度は胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町にも車いす2台を届けている。
この日は、札幌市麻生児童館の川添晶館長と同協会マスコットキャラクター「にじりん」らが同社協事務所を訪れ、善意を届けた。川添館長は「むかわ町で車いすが不足していると聞き、今回寄贈をすることにした。有効活用いただき、一日も早い復興を願っている」と話した。
同社協の佐藤俊博会長は「皆さんが子どもたちにお声掛けして集積されたもの。有効に使っていきたい」と謝辞を述べていた。