安平遠浅小学校2年の白川玄馬(はるま)君(7)が、馬産地・日高と胆振管内の小学生を対象にした今年度の「ひだか馬の絵コンテスト」(日高振興局主催)で優秀賞に選ばれ、6日に同校で表彰伝達セレモニーが行われた。昨年に続いての入賞となり、白川君は「とてもうれしい。これからも作品を応募し続けたい」と喜びとさらなる意欲を語った。
馬産地の子どもたちに、馬に親しみや関心を持ってもらおうと開催しているコンテスト。16回目となる今年度は胆振、日高管内の15校から計174点の応募があり、関係者が馬の魅力やかわいらしさ、美しさ、力強さ、たくましさ、優しさなどを総合的に審査。大賞1点、優秀賞5点、入賞6点を選んだ。
白川君は、いずれも昨年夏に死んだ安平町が誇る中央競馬の牡馬クラシック三冠馬ディープインパクトとキングカメハメハが草原を走る姿をテーマに作品を描写。光が当てられている部分と影になっている部分を上手に描き分けており、「馬の躍動感が大変素晴らしく描けている」(同振興局)と高い評価を得た。
もともと馬を描くのが好きという白川君は、昨年度も優秀賞を受けており、今回2回目の受賞となった。来年度に向けては「(絵の中で)馬の数を増やしたり、もっと大きく描いたりしたい。また賞を取りたい」と意欲をのぞかせた。
入賞した作品は2020年版「馬の絵カレンダー」に採用されている。