第42回北海道スポーツ少年団スピードスケート競技大会(18~19日、釧路市・阿寒湖畔スケートリンク)で好成績を収めた厚真スピードスケート少年団の小学生が22日、厚真町役場を訪れ、宮坂尚市朗町長に結果報告を行った。
町役場を訪れたのは、各種目で入賞を果たした3選手と長橋政徳監督(71)。小学5年女子500メートル48秒57、1000メートル1分44秒33で2冠を達成した大捕瑚々奈さん(11)=上厚真小5年=は「2種目で金メダルを取れたのはうれしい」と話し、その一方で「1000メートルはタイムもレース展開もそんなに良くなかったので改善したい」と課題も持ち帰った。
北島未聖さん(11)=同5年=は、同5年女子1000メートル1分47秒77、1500メートル2分43秒40をマークし、2種目で3位に入った。「1500メートルは初めてだったが、思っていたより速いタイムが出てよかった」と笑顔を見せ、同3年500メートル、1000メートルで入賞の北島千聖さん(9)=同3年=は「初めての1000メートルで4位になってうれしかった」と喜びを語った。
大会は小学3年生以上が男女、学年、種目ごとにタイムを競い、同少年団からは小中学生4人が上位入賞した。宮坂町長は「向上心が出てくるとまた違ってくるはず。さらにタイムを伸ばしてもらえたら」と期待を寄せていた。
同少年団の入賞者は次の通り(敬称略)。
▽大捕瑚々奈(上厚真小)=小学5年女子500メートル優勝、同1000メートル優勝
▽北島未聖(同)=同1000メートル3位、同1500メートル3位
▽北島千聖(同)=小学3年500メートル5位、同1000メートル4位
▽尾谷駿文(厚真中2年)=中学男子1500メートル3位、同3000メートル4位