厚真・3本引き大会 雪上で手に汗握る攻防、熱戦に歓声沸く

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2020年1月21日

 史上最多の61チーム約1000人が参加し、19日に開かれた厚真町の第13回あつま国際雪上3本引き大会(大会実行委員会主催)。会場となった同町本郷のかしわ公園野球場は熱気にあふれ、3本の綱をめぐって懸命に雪上を駆け回る参加者に盛んな声援が送られた。優勝したパンプアップ塾苫小牧は4連覇の喜びを爆発させるとともに、復興途上にありながら大会開催に尽力した実行委や町の関係者に感謝の言葉を述べた。

 3本引きは同町発祥の冬のオリジナル競技で、特設コート内にある3本のうち2本を自陣に引き込めば勝ち。試合は1チーム8人(女性1人以上を含む)による1セット40秒の3セットマッチ(2セット先取)で行われた。

 競技は1ブロック3チーム(1部4チーム)で20ブロックに分かれて予選リーグを戦った後、それぞれ上位2チームの計40チームが決勝トーナメントに進出した。

 試合は後半になるにつれ、実力伯仲のチーム同士による息詰まる戦いが続いた。相次ぐ接戦を勝ち抜き、4連覇を果たしたパンプアップ塾苫小牧の主将・田口浩生さん(55)は「震災の復興で大変な中、開催してくれた厚真の方や関係者の方に感謝の思いしかない。大会がなければ4連覇はなかったから」と謝辞を述べ、「来年5連覇を達成したら、その後なかなか破ることはできない記録になると思う」と意欲をうかがわせた。

 準優勝は、パンプアップ塾の別メンバーを中心につくったおパンツアップ塾苫小牧。フォレスターズ(苫小牧)が3位に食い込み、ふくろうの家A(厚真町)が4位だった。同実行委員会の池川徹委員長は「また参加して、良い戦いを見せていただきたい。来年に向けて明日からまた作戦を練って」と呼び掛けた。

 また今大会は全道的な雪不足だったこともあり、大会前に厚真町内で災害復旧工事を行っている岩田地崎建設(札幌市)が約300立方メートルの雪を会場に搬送。試合に先立ち、宮坂尚市朗町長から同社に感謝状が贈られた。

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