化粧品メーカーのナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する「ナチュの森」で、道内の子どもたちが「大好き」をテーマに描いた絵画展が開かれている。段ボール迷路など子どもたちが楽しめる関連イベントも行われている。2月4日まで。
「スマイルキッズ絵画展」と題したイベントでは、道内在住の12歳以下を対象に昨年12月から今年1月中旬にかけて募集し、集まった200点を展示。クレヨンや色鉛筆で家族や動物、友達などを描き、「大好き」を表現した作品を紹介している。
来場者や同社の社員らの投票で大賞に選ばれた作品は、ナチュラルサイエンスが製造する乳液商品「オリゴミルク」のボトルにプリントして限定販売。収益金の一部を道内で子ども支援活動に取り組む団体へ寄付する。大賞作品をプリントした商品は3月末からナチュの森と札幌市内の直営店で販売する。
絵画展の関連イベントも2月4日までを期間に開催中。未就学児を対象にした「段ボール迷路」(平日限定、無料)、ビーズやシールでブレスレットなどを作る「工作コーナー」(毎日開催、無料)、「絵本の読み聞かせ」(26日、無料)、「プロカメラマン撮影会」(2月1、2日、300円)、化粧品工場の仕事が疑似体験できる「工場の人になろう」(土日限定、300円)などを用意している。
工場疑似体験のコーナーでは18日、白衣姿で芳香剤の「アロマルームミスト」をボトルに充填(じゅうてん)する作業を楽しむ子どもの姿が見られた。苫小牧市から母親と訪れた小学2年の長澤煌明君(8)と幼稚園児の初季ちゃん(4)も体験し、「面白い」と喜んでいた。