白老町商工会(熊谷威二会長)の新年交礼会が17日、しらおい経済センターで開かれ、出席した関係者約80人が4月開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)を生かした地域経済発展への決意を新たにした。
あいさつで熊谷会長は「4月に待望のウポポイがオープンする。経済効果を実感できる1年にしたい」とし、来賓の戸田安彦町長も「ウポポイが地域経済の活性化につながるよう町としても事業を進めたい」と述べた。
また、ウポポイを管理運営する公益財団法人アイヌ民族文化財団の今井太志専務があいさつで「年間来館者100万人を目標にした施設が白老にできるのはすごいこと。チャンスを生かしてほしい」と話し、「ウポポイの若手スタッフの頑張りも応援してほしい」と呼び掛けた。
この後、町議会産業厚生常任委員長の広地紀彰氏の音頭で祝杯を挙げ、新年を祝った。