苫小牧市内のOVER60カテゴリーのアイスホッケーチーム、苫小牧KILENKAは12日に帯広市で開幕する第25回全日本オールドタイマーアイスホッケー大会北海道予選会に出場する。悲願の日本一に向け、全日本の切符を懸けて戦う。
同予選会はO―50、60、70の3部門でトーナメント戦などで競う。O―60では上位3位までのチームが、3月に熊本県で開催される全日本大会の出場権を獲得する。
苫KILENKAは単独チームとしては苫小牧から唯一の出場。O―60には道内各地から5チームが参加しトーナメント戦を行う。O―70は苫小牧と釧路の合同選抜チームが出場する。
苫KILENKAは、今回の道予選突破となれば5回連続の全日本出場となる。昨年の全日本大会は決勝まで進出し、惜しくも優勝を逃した。悲願の全日本制覇にチームの士気は高まっている。
昨年の道予選は3位で道代表の権利を獲得した。GK・佐藤仁志主将は「今年は全道で優勝して全日本へ弾みを付けたい」と意気込んでいる。
苫KILENKAは、道予選や全日本大会のために市内チームの選手で毎年編成しており、今年は19人が集まった。曽根幹監督は「選手は別のチームで常に試合をしていて、攻守ともに動ける選手が多いのが強み。ここ数年は道予選で優勝できていないので、今年は勝ちにいきたい」と力強く語った。