札幌市内でジンギスカン料理店を経営する「アストラル」(札幌市中央区)が24日、胆振東部地震で被害の大きかった厚真町に支援金として121万496円を寄付した。
同社が札幌市内で2店舗経営する「ジンギスカンダイニングひげのうし」で4月と今月の計6日間にわたって無料飲み放題イベントを開催し、売り上げを全額支援金に充てた。同日、同社の孫済植(ソン・サイショク)社長が町役場を訪れ、「何かのお役に立てていただければ」と善意を届けた。
孫社長は「プレハブの仮設住宅に住んでいる人も多い。被災している方々が寒い冬を少しでも温かく過ごしてもらうことができれば」と思いを託し、宮坂尚市朗町長は「皆さまのご支援にしっかりと応え、恩返しができれば」と謝辞を述べていた。