安平町議会定例会が18日開会した。町は2020年東京五輪・パラリンピック(7月24日~8月9日・8月25日~9月6日)の聖火リレーが来年6月15日に町内を巡るのに当たり、町教育委員会を事務局にした実行委員会の立ち上げを検討していることを行政報告で説明した。
現在、町で考えているのはスタート・ゴール地点における出発式、到着式の企画など。道などとの調整を踏まえて準備を進めていく。及川秀一郎町長は「(コースに選定されたことは)大変喜ばしい。聖火リレー北海道実行委員会と連携しながら、チームあびらで取り組んでいきたい」と話している。
このほか、3月にタクシー会社が廃業した早来地区のハイヤー事業について、時期は未定だが、民間企業が参入に向けて準備を進めており、現在車両の手配と運転手を募集していることも合わせて報告した。
また同日の一般質問で、三浦恵美子氏が胆振東部地震で解体する若草の町営団地でアスベスト(石綿)が使われていたことを取り上げ、「周辺住民の健康被害等の影響はないのか」と質問。町は飛散を防ぐ対策を徹底するとした上で「影響はない」とし、「地域から要望があれば説明会なども開く」と述べた。