【釧路市、北畠授】第72回北海道高校アイスホッケー競技選手権大会(道高校体育連盟など主催)は14日、釧路市日本製紙、春採の両アイスアリーナでトーナメント1回戦が始まった。日本製紙会場の苫小牧工業は13―4で帯広工業に勝利。春採会場の苫小牧東は53―1で釧路東・高専・湖陵の連合チームに大勝した。
北海道栄は同日午後に春採会場で釧路工業と激突。連覇を目指す駒大苫小牧は、15日午前に日本製紙会場で清水と2回戦で顔を合わせることが決まった。
8枠の全国高校総合体育大会(来年1月、帯広市)切符を懸けた集大成の一戦。13チームが16日までの競技3日間で全12試合を展開する。
13日夕には、釧路市生涯学習センターで開会式を実施。森浩之道高体連副会長(苫東校長)があいさつし、「見ている人に感動を与えるような試合が多く見られることを期待している」と語った。続いて蝦名大也釧路市長が全道各地から集結した選手、関係者らを歓迎。「これからの日本のアイスホッケーを担う存在。素晴らしい試合を展開しながら、トップを目指して頑張って」と激励した。
選手宣誓は今大会の当番校で、唯一の連合チームとして参戦する釧路東の竹花蓮樹主将(3年)が務め、「日々の練習の成果を十分に発揮し、最後まで諦めず正々堂々戦う」と力を込めた。
▽1回戦
清水12―1北海
苫小牧工業13―4帯広工業
苫小牧東53―1釧路東・高専・湖陵