【西東京市、工藤航】アイスホッケーの国内最高峰タイトルを懸けた第87回全日本選手権大会(日本アイスホッケー連盟主催)は6日午前、東京都西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで開幕した。初日は1回戦4試合を実施。午後1時に始まった第2試合で、大会連覇を狙う王子イーグルスが関東大学リーグ2位の中央大と激突。試合開始直後の6分すぎに王子のFW大澤勇斗が先制した。第1ピリオドを終えて王子が1―0でリードしている。開幕試合では、東北フリーブレイズが関東大学リーグ1位の明治大学に延長の末2―1で逆転勝ちした。
アイスホッケーの日本一を決める。アジアリーグの王子、東北、栃木日光アイスバックス、ひがし北海道クレインズの国内4チームと関東、関西の大学リーグ戦上位校、社会人カテゴリーの8チームが出場し、8日までの期間トーナメントで栄冠を競う。
オープニングゲームは第1ピリオド、明治大がFW池田涼希のゴールで先制点。東北はFW田中豪が意地の同点弾を放ち、その後は両チームがキーパーを中心に必死の守りを見せてこう着状態に。試合は延長戦へもつれた。しかし延長31秒に再び東北の田中が押し込み、薄氷を踏みながら勝負を決めた。
苫小牧の社会人チームダイナックスは第3試合で栃木日光と対戦。第4試合は、ひがし北海道と関西大学リーグ優勝の関西大と対戦する。
▽1回戦
東北フリーブレイズ2―1明治大
▽得点者【東】田中(ニコラス、樫野)田中(ニコラス)【明】池田(徳田)▽GK【東】古川【明】磯部