白老町の姉妹都市・青森県つがる市の特産品即売フェアが11月30日、白老コミュニティーセンターで開かれ、名産のリンゴや米などが飛ぶように売れた。
姉妹都市交流の一環でつがるブランド推進会議が毎年催し、今年で14回目。青森県内で作付面積1位を誇る米をはじめ、リンゴや長イモ、ゴボウ、ニンニクといった農産物や、リンゴジュース、トマトジュース、アップルパイ、蜂蜜、漬物などが会場にずらりと並んだ。
開場の午前9時半を前に町内外から大勢の人が集まり、入り口に長い列をつくる盛況ぶり。販売が始まると、農協や産直施設、生産者らのブースを巡り、お目当ての品を買い求める光景が広がった。特産品フェアを毎年楽しみにしているという白老町高砂町の男性(70)は「今回もリンゴを買いました。やはり青森産はおいしいですね」と笑顔を見せた。
フェアの運営に当たったつがる市経済部地域ブランド対策室の梶浦宏文室長は「たくさんの人に足を運んでもらい、感激しました。今後も姉妹都市の絆をさらに深めていきたい」と話していた。
白老町は1991年、青森県森田村と姉妹都市を締結。その後、同村は2005年の市町村合併でつがる市となった。