日本、台湾、韓国による2019アジアウインターベースボールリーグに参戦中のJABA(日本野球連盟)選抜は11月30日、台湾嘉義市立野球場でNPB(日本野球機構)レッドと対戦した。JABAは駒大苫小牧高出身の右腕阿部陽登(日立製作所)がリーグ2戦目の先発登板。3回3分の1を投げ被安打4、失点4と振るわなかった。
共に十勝地区で育った同学年の福岡ソフトバンクホークス左腕古谷優人(江陵高卒)との投げ合い。3回まで1安打無失点の好投を見せていた阿部だったが、四回に2本の長打を浴びるなど相手プロ打線につかまり途中降板。チームは終盤まで接戦を演じたが、7―9であと一歩及ばなかった。
リーグは12月1日までに各チーム8試合を消化。JABAは3勝3敗2分けの出場6チーム中4位に付けている。暫定首位は5勝2敗1分けのNPBレッド。2位は4勝3敗1分けの台湾味全ドラゴンズとなった。