むかわ町を拠点に活動している町民合唱団「もみじコーラス」は30日午後1時30分から、道の駅「四季の館」たんぽぽホールで40周年記念コンサート「震災から新たな希望へ」を開く。昨年の胆振東部地震の影響による中止を経て2年ぶりの開催にこぎ着け、メンバーそれぞれが復興への思いを込めて歌を披露する。
もみじコーラスは現在男性5人、女性10人で構成。「カントリーロード」や「糸」、ふれあい大学との合同合唱を含めた14曲を歌うほか、独唱やピアノとバイオリン、チェロのアンサンブルなど盛りだくさんの内容を届ける。
コンサートは例年、晩秋から初冬にかけて開催。40周年記念コンサートは当初、昨年11月を予定していたが、地震で会場のたんぽぽホールが大きな被害を受け、春先まで使えない状態になったため中止となっていた。事務局の和田憲子さんは「メンバーそれぞれが地震で傷ついた中、全国各地からたくさんの支援、励ましをいただいた。『ありがとう』の思いと、元気に立ち直る思いを込めて歌いたい」と話している。
開場は午後1時。全席自由で入場は無料。