全日本プロレスは19日午後6時30分から、むかわ町のむかわ四季の館たんぽぽホールで、プロレス大会「2019世界最強タッグ決定リーグ戦 ~北海道胆振東部地震復興チャリティー大会~」を開催する。同大会に出場する札幌市出身の吉田考志選手は「体のぶつかり合いや技の攻防を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
同町で15年から毎年大会を開いていたが、昨年は胆振東部地震の影響で中止を余儀なくされた。今年は被災した子どもたちに元気を届けようと、リングアナウンサーや花束プレゼンターの体験希望者を地域の子どもたちから募った。
大会は総勢24人のレスラーが出場。年末の風物詩である世界最強タッグ決定リーグの公式戦をはじめ、シングル、タッグマッチなど全6試合(約2時間)を繰り広げる。
6人タッグマッチに出場する吉田選手は「何度やられても立ち上がる姿で何か伝えられれば」と意気込む。このほか、斗猛矢選手=登別市出身=、大森北斗選手=江別市出身=、ブラックめんそーれ選手=函館市出身=、ジェイク・リー選手=北見市出身=といった4人の北海道出身選手もステージを熱く盛り上げる。
チケットは、むかわ町観光協会や道の駅むかわ四季の館で販売中。チケットぴあやイープラスなどでも購入できる。料金は最前列席が5000円、自由席3000円。いずれも当日券は500円増し。
問い合わせはオールジャパン・プロレスリング 電話045(532)6701。