『次の大会は入賞したい』 水泳世界マスターズなど出場の三宅

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  • 2019年10月9日
日新温水プールで練習に励む三宅

  第18回世界マスターズ水泳選手権大会光州大会(8月)と日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会(8~9月)に出場した苫小牧市内の三宅高弘(36)=金融機関職員=は両大会で惜しくも入賞を逃した。「次の大会では入賞したい」と成績と技量向上に意欲を燃やしている。

   世界マスターズは50メートル自由形、200メートル個人メドレーに出場。14年のカナダ・モントリオール大会以来2回目の出場で、三宅は「雰囲気は分かっていたので、落ち着いて自分の泳ぎができた」と話す。「舞い上がってしまった」前回は標準タイムを切ることができなかった。今回は自己ベストこそ出せなかったものの、50メートル自由形は直近のタイムを上回り「今のベストは尽くせた」と手応えを口にした。

   日本マスターズは100メートル背泳ぎ、200メートル個人メドレーなどに挑んだ。13年から毎年出場を重ねてきた。今回は4種目にノミネートし、最高順位は100メートル背泳ぎの10位だった。「悔しいが、受け止めて来年以降の全国大会目指して練習を積む」と抱負を語った。

   日本マスターズは来年、松山市で開かれる。世界マスターズは21年に第1回大会(1986年、東京)以来の国内開催が予定されている。来年5月には家族が1人増えるだけに「家族を連れて大会に参加したい。入賞して輝いている姿を家族に見せられたらうれしい」と意気込みを語った。

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