競技の魅力に触れる―苫小牧市民ラグビー祭

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  • 2019年10月8日
ラインアウトの攻防など全力プレーで会場を沸かせた交流試合
ラインアウトの攻防など全力プレーで会場を沸かせた交流試合
タグラグビーを体験する参加者
タグラグビーを体験する参加者

  苫小牧市ラグビーフットボール協会は6日、苫小牧市緑ケ丘公園ラグビー場で第42回苫小牧市民ラグビー祭を開いた。市民約100人が参加し、交流試合を観戦したり、タグラグビー体験で競技の魅力を味わうなど楽しんだ。

   同協会主催。市体育協会が共催し、苫小牧民報社や市教育委員会などが後援した。

   目玉イベントの交流試合は、苫小牧ラガーと出光スーパーゼアスRFCの合同チームが市外の選手による混成チームと迫力ある試合を繰り広げた。スクラムやラインアウトなど、選手は日ごろの練習の成果をいかんなく発揮。公式試合並みに激しくぶつかり合う白熱したゲームに観客から大歓声が上がった。

   またタグラグビー教室には幼児から中学生まで約40人が参加。参加者はパスやタグの取り方などルールの説明を受けた後、交流試合を体験。数々のトライが飛び出し、観戦していた保護者らから温かい拍手が送られた。

   親子で参加した市内高丘の八谷史絵さん(45)は「息子は実際の試合を観戦するのは初めてなので連れてきてよかった。タグラグビーも楽しそうだった」と目を細めた。日本代表が快進撃を続けているワールドカップが盛り上がり、競技への注目度が高まっているだけに、同協会の高木満祐理事長は「初めて来る人もいて関心の高さを感じた。今後の普及活動の弾みになる」と期待を語った。

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